2017/04/20

【読書日記】安部公房 方舟さくら丸



2017-20
安部公房 方舟さくら丸(新潮社版 初版)
読了

読み終わった。
物語の最後で主人公の太った男(通称:もぐら)は
方舟を手放すことになる。
この作品は地下の採石跡地が舞台だからか、
どこか息苦しい感じを
私も知らぬ間に抱いていたかもしれない。
最後はどこか清々しい様な開放的なものを感じた。

閉ざされた空間のなかで集団生活をすれば
自ずと上下関係の様なものが出来上がってくるというのは
人という生き物の性質だと思う。
命令をする者、それに従う者。
ちょっと引いた目線で一連の出来事を眺めてみると
すこし滑稽にすら思う。


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