2017/06/04

【蔵書より】谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のをんな(創元社版)



谷崎潤一郎 猫と庄造と二人のをんな
創元社版 昭和14年9月10日発行 第13刷
装幀挿画 安井曾太郎






改行せず、奥付に文字をびっしり詰めるのは
谷崎さんの本ではよくあるやり方。


天、小口、地のすべてを青く着色しているのは珍しい。

谷崎さんの本は装幀に凝っているものが多いと思う。
漱石さんも凝り性だけれど、こちらも全然負けてない。
この本はタテヨコの比率がちょっと他には見られないし。

本という「モノ」を、ひとつの総合芸術と捉えていたのだと思う。
そういう考え方には私も大いに賛成。
何より手にとって愉しいわけだし。

奥付の検印も、いったい何種類持ってたんだろう。
お洒落すぎる。


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