2017/01/12

武者小路実篤 若き日の思ひ出(角川文庫)





武者小路実篤 若き日の思ひ出
角川文庫 第36版
印刷 新興社 昭和40年4月30日
製本 田中製本

この本は先日、神保町を歩いていて
古書店の均一台で見つけたものです。

武者小路実篤。作家名は知っていても、
今までずっとその作品には触れずにきてしまいました。
名前だけしか知らないという、
ある種の後ろめたさの様なものがあるなか、
ちょうど見つけたのです。
前にも書きましたが、こういうとき、
均一台に並んでいる本というのは背中を押してくれている様な、
なにかまたとない機会を提供してくれている様な、
そんな錯覚めいた思いを抱かせてくれるのです。

作品としては「友情」や「愛と死」が代表になると思うのですが、
この「若き日の思ひ出」の序文には下の様に書かれています。

(以下、角川文庫第36版「序」より一部を引用)
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この小說は僕のかいた小說のある種の小說、「友情」、「愛と死」、
なぞの部類に屬する小說として一番自分には思ひ出の多い小說
である。
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作家がこの様に書いていることもありますので、
読むのが愉しみです。

それにしても、この文庫本は古いです。
印刷は昭和40年で、だいぶ紙面にヤケが入っています。
当時の角川文庫にはスピン(紐の栞)が付いていたのですね。

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