2017/02/14

夏目漱石 草合(春陽堂 縮刷)



夏目漱石 草合
春陽堂 縮刷 第13版
印刷 川崎活版所 大正9年4月10日













漱石の「草合」です。
「坑夫」と「野分」が収められています。
以前も春陽堂の縮刷で「彼岸過迄」をここへ載せましたが、
同じ大正9年の印刷となります。

経年でだいぶ色が褪せていますが、
当時、この布張り天金の本は
出掛けるときに思わずカバンに忍ばせたくなる様な
そんな存在だったのではないでしょうか。
大きさも、ちょっと持ち歩くのにちょうど良い大きさです。

小春日和のなか、
路面電車の窓から入ってくる暖かな風が
この本のページの間を抜けていった、
そんな風景が浮かんできそうです。
そして当時、この本のページを繰っていた人は
いったいどんな人だったのでしょうか。


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