2017/02/21

「春の雪」が二冊在るわけ



以前、「豊饒の海」第一巻である「春の雪」を
古書市で見つけて買ったことがありました。
そのあと、二巻〜四巻も古書店で見つけたら買おうと思っていたところ、
すこし経ってから神保町の古書店で四巻セットを見つけたのですが、
あいにくその日はもう他にも本を買った後で
それ以上抱えて持って帰る自信がなかった為にあきらめました。

一週間くらいならと思って翌週訪ねてみたところ
すでに買われてしまった後の様で見当たりません。
その日は歯科検診の予定があったのでそれ以上は探さず、
神保町から地下鉄に乗って池袋で西武鉄道に乗り換え椎名町駅を降り、
いつもお世話になっている歯医者へ向かっていたところ、
同じ通りにある古書店の店先に「豊饒の海」四巻セットが在ったのです。
もちろん、検診の帰りに買いました。

そういうわけで私の本棚には「春の雪」が二冊あるのです。
こういう作品は一巻ずつ買うと、
なかなか全巻揃えるのが大変かも知れません。
よほど希少な本でない限りは
最初からセットで売っているのを見つけて買う方が良いと思った次第です。

この「豊饒の海」ですが、
三島が人生をかけて死の当日に完成させた作品です。
よく知られている様に、最終巻「天人五衰」を書き上げてから
三島は自ら命を絶つのです。
やはり一連の作品を読んでから最後に読むべきなのかどうか、
すこし悩んでいます。

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