2017/03/28

【雑記】物として残るということ



私は今の部屋に引っ越す前、
持っていた本のほとんどを手放してしまいました。
量が多かったので車で引き取りに来てもらって、
それで買い取って貰ったのです。

そのときはそれですっきりした気分でしたが、
あとで本を売り払ってしまったことを
すこし寂しく思いました。
余分な物は持たない方がいいと思う反面、
文学作品の本だけは棚にずっと並んでいても良いと、
そんな考えになりました。

今の生活では、
実用的な本や漫画については電子書籍で読み、
文学作品については「本」という体裁で
本棚に残しておくことにしています。

読み終わり、記憶の片隅で
どんどん小さくなってゆく作品も、
本として棚に並んでいれば生活の中で
視界には入っているのだから、
自分のなかでいつまでも消えずに
引っかかるものであり続ける。
そんなことを、とある古書店のかたが
仰っておられるのを聞きました。
私もその考えには共感できるのです。


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